* 空と月 *

本好きのたわごと。

本のこと

読みたいのに読めない

すごく読みたいのに、読み進められない小説があります。 泣けてしまいまともに読めない。どうやら感情移入しすぎるようで。何度か挑戦したものの、しまいには少し文字を追うだけで泣けてくるまでに…。 耐えられず読むのを止めても、しばらくは感情が波打つよ…

名言集にほっこり

HAPPY 幸せのカタチを見つけるための111の言葉 作者: A-Works 出版社/メーカー: A-Works 発売日: 2016/02/25 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 一昨年の誕生日にいただいた本。 久しぶりに読んでみたのですが、やっぱり好きだな…

本が繋ぐもの

繰り返し読んでしまう、「本」が自分の半生を語る「本」の物語。 わたしの名前は「本」 作者: ジョン・アガード,ニール・パッカー,金原瑞人 出版社/メーカー: フィルムアート社 発売日: 2017/11/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 特に…

返信に感謝 & 言葉の力

『我傍に立つ』の著者さんへ、先日のブログ記事へのお礼メールをお送りしたら、再び、ブログにてもったいないくらいの嬉しいお言葉をいただき、感謝の気持ちで涙がでそうでした。 ksnovel-labo.com なんて素敵なことがあるものだろう〜。・゚・(>_<)・゚・。 本を読…

反応を下さったことに感謝

先日投稿したAmazonレビューを、著者さんがブログに載せてくださっていて、とても嬉しかったです。 未熟者の勝手な解釈で色々書いてしまったので、もし著者さんご本人が読んだら不快にならないだろうか、と不安になっていたところだったので、反応を下さった…

星と生命 -『伝書』より

伝書―しむらのいろ 作者: 志村ふくみ 出版社/メーカー: 求龍堂 発売日: 2013/03 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 書店にて、ひときわ目立つ、緋色の表紙が目に止まり、思わず手にとってページをめくると、最初のページに、心揺さぶられる美しい…

初めてのAmazonレビュー

初めてのおつかい、じゃなく、 初めてのAmazonレビューをしてきました。 小説『我傍に立つ』に沢山のことを教わり、感謝の気持ちが膨らみ、 でも著者の方に直接お礼のメールを書く勇気もないので (小心者)、せめてレビューでもと。 とはいえ、ブログをやって…

上に立つ者の孤独 ー『我傍に立つ』より 3

この小説から、色々なことを教わっていますが、特に印象的だったのが、「上に立つ者の孤独」というものです。 私自身は、人の上に立つような器の人間ではないため、そのような立場に置かれたことがなく、今まで考えたこともなかったことでした。 周囲から慕…

魂と魄の話。

心が安まる老子 作者: 伊藤淳子 出版社/メーカー: PHPエディターズグループ 発売日: 2006/02 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 一昨日読んだ本に、こんな文章がありました。 古代の中国では 、魂は人の精神に宿り 、肉体には魄 (たまし…

かすかに見えた"真実の光" ー『我傍に立つ』より 2

昨日もここに書いた、小説『我傍に立つ』から、特に心に響いた言葉について書きたいと思います。 雲の切れ間から覗く陽光 。 ——闇が支配する世界で 、全てを照らし出す真実の光 。 真実がこの世で実現することが 、私の永遠の 、願い 。 この文章を読んだ瞬…

『我傍に立つ』という小説について 1

ある夢がきっかけとなり、未だに気になる中国の歴史上の人物「諸葛孔明」について、色々情報を探しているうちに、とても素敵な小説に出逢いました。 我傍に立つ(完全版) 作者: 吉野圭 発売日: 2016/04/18 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る A…

「本の自伝」に一目惚れ

読書についての本や書評本など、「本についての本」を読むのは結構好きなのですが、先日本屋で発見したのは、その名も 『私の名前は「本」』 わたしの名前は「本」 作者: ジョン・アガード,ニール・パッカー,金原瑞人 出版社/メーカー: フィルムアート社 発…

『惑いの森』たった6ページの物語

惑いの森 (文春文庫) 中村文則さんの、短篇集です。 1話目の「タクシードライバー」というお話に、泣きました。 たった6ページの物語に、こんなにも泣かされるとは。 カフェに入り、コーヒーを注文し、さあ読むぞ、と気合を入れてページをめくりはじめ、5分…

初めての恵文社一乗寺店

京都で有名な、恵文社一乗寺店へ初めて行ってきました。 ずっと、一度は行ってみたいと思っていた本屋さんです。 外見からして本屋さんとは思えないお洒落な雰囲気。 平日の昼間にもかかわらず、自転車がズラリと止まっていて、地元民に愛されているんだなあ…

本と私

いつのまにか、生活の中に本がありました。 これまで、本に救われ、本に癒やされ、本に教わり、本に変えられ、本に導かれてきました。 本との出逢いがなければ、自分はどうなっていただろうと、思うことがあります。 人見知りで変わり者の私の人生を救ってく…